私たちと一緒に働きませんか?
2004年に社長になって、「調剤薬局」からの脱却を目指してきたのですが、大変なことが多かったです。
もちろん、大変じゃない仕事なんて、無いとは思いますが、でも、やっぱり大変だったよなと思います。
①患者さんに来て頂くだけでなく、こちらからも行く(在宅やオンライン)
②薬を渡すまでではなく、飲んだあとまでフォローし、医師にフィードバックする
③保険調剤や居宅療養管理指導だけでなく、OTCなども積極的に取り組む
という3つの要件を意識してやってきました。
増大する医療ニーズに増加しない医師でどうやって対応していくのか、大手企業のみに薬局は本当になっていくのか、そもそも超高齢社会で永続的な社会保障制度をどう作るのか、という問題を、医師、薬局経営者、国民として捉えた時に、薬局や薬剤師という大きな社会資源のあり方を変えることが大切だと考え、この18年余りやってきたのだと思います。この大きなストーリー全体の中では、この3つの考え方は正しいと今も確信を持っていますが、ただ、単年度での採算性や収益性、ビジネスとしての優秀さという部分的な観点からは、これら3つの考え方は非合理的だと思います。
今、多くの薬局経営者や薬剤師は、現在の業態や業務内容について、少なからずわだかまりや違和感を感じながら、経済合理性の観点から、それに色々な思いを持ちながら、また、場合によっては自分の気持ちを押し殺しながら、毎日を送っている気がします。
ただ、時代は大きく変わってきました。薬局51年周期説というオカルト的なお話が、法律的にも制度的にも、また、調剤報酬的にも、にわかに現実味を帯びてきました。
また、いわゆるイノベーションのジレンマで解説されてきたように、様々な非合理性を、現場の工夫や改善、様々な効率化への取組などを通じて、改善していくことで、ストーリー全体だけでなく、採算性やビジネスモデルという部分においても、合理性を持つようになってきたのです。
これは、今まで、当社でがんばってくれた歴代のスタッフ、そして、今も当社で頑張ってくれているスタッフ、本社で支えてくれているメンバー、そしてなによりお客様やお取引先の皆様などのご尽力によるもので、改めて、御礼を申し上げるとともに、私自身も自らの健康や幸運、両親や家族、ご先祖様に感謝しています。
そんなご縁の一つとして、今回、弊社は、三井不動産さんが大阪・豊中市で開発・運営されるシニアレジデンスに新規で出店させていただくことになりました。
もうオープンまで100日余りとなってきましたが、関西にはあまり無かったタイプやグレードの大規模シニアレジデンスであり、その医療・介護を、大阪大学医学部同門の先生とご一緒で支える機会をいただけたことは、本当に有り難く存じます。また、弊社にとっても、新たなチャレンジになりますので、社員一同、身の引き締まる思いです。
また、自社で取り組んで来た「調剤薬局」から「薬局3.0」へとシフトするためのポイントを、多くの薬局に活用していただくための仕組みをまとめて、経済産業省/JETROの主催によるスタートアップ向けプロジェクトに応募したところ、100名に選んで頂き、3ヶ月間、Web・リアルでのセミナーを受けることができました。
さすが、という講師陣や熱い思いやアイディアを持った同期の方々の話をうかがったり、ディスカッションをしたり、指導していただいたりしながら、自分の考えをブラッシュアップしたところ、来月から8泊10日間の日程で、アメリカのシリコンバレープログラムに参加することができるようになりました。
これは、イベントではありますが、そこでの評価やランキングはもちろん目的ではなく、「日本の調剤薬局をアップデートして、新しい医療環境を創造する」という経営理念の実現に、いよいよ、踏み出したいと思っています。
そうなんです。
これから、新しいチャレンジを、薬局の現場としても、また、薬局業界全体に対しても、行っていく年になるのが、2023年です。
人は城、人は石垣、人は堀。武田信玄の言葉だそうですが、今まで以上に、色々な取り組みを進めていく中で、私たちは新しい人材を求めています。今いるメンバーたちは、みな「新しい医療環境の創造」に向けて、やりがいのある楽しい会社にしたいと集まっています。
下記職種の中で、これは…というところがあれば、是非、ご連絡いただきたいと思います。
募集職種とその人物像
①薬剤師
薬剤師は新卒、既卒、年代、性別を問わず、以下のような方を6名募集しています。
・今の薬局や薬剤師のあり方に限界を感じている
・薬を渡すまでではなく、患者さんが良くなるところまでみたい
・処方箋調剤だけでなく、在宅やOTCについても実力をつけたい
・自分で身につけた知識、技能、態度を活かして、他の薬局・薬剤師にも伝えたい
②調剤事務(薬局パートナー)
当社においては、薬局における薬剤師以外のスタッフを「薬局パートナー」と呼んでいます。従来の事務的作業だけでなく、その働きは多岐にわたり、薬剤師よりも人数が多いのも特徴です。
薬局パートナーとしては、以下のような方を10名募集しています。
・薬学的専門性はないが業務的には重要な仕事を薬剤師と連携して担いたい
・登録販売者を取得し、患者さんの悩みにもきちんと応えたい
・ヘルスケアの業界で、自分のキャリアを切り拓いて行きたい
・薬局経営や企業運営などの分野でも、取り組んで行きたい。
③システムエンジニア、プログラマー、webデザイナー
新しい薬局や薬剤師の業務が定まってきた中で、新しい業務基幹システムが必要になってきました。単なる案件としてではなく、現場が近いからこそできるダイナミックなシステム作りや、システムに留まらないサービスモデル全体への関与など、他では経験できないものがあります。
今後の当社の基幹事業となる「ファルサポ」サービスの中で、PTS(薬局3.0システム)を自社開発し運用を始めていますが、さらなる開発人材として、以下のような方を4名求めています。
・システム開発経験はあるが、医療系に特化した自社開発に取り組みたい
・システム開発だけでなく、薬局事業コンサルティングにも取り組みたい
・自分でビジネスモデルを作る事業に参画したい
・まだ未経験だが、そういった仕事にチャレンジしたい
我こそは、と言う方は、
こちらの「その他」から、ご連絡いただければ幸いです。