中華料理屋の百円珈琲
昨夜、ふと思い立って父を夕食に誘いました。
私より30歳上の父は、16年程前に、体調が絶不調だった私を見かねて、勤務先の製薬会社の工場があり単身赴任先であった滋賀県から帰ってきて、当時保育園児だった子どもたちの送り迎えなどを助けてくれました。それからは、子どもたちが大きくなっても、気楽なのかそこに住みながら、趣味の碁を楽しんでいるようです。
私が51ですから、もう、そういう年なのですが、おかげさまで元気で暮らしてくれています。母も元気ですので、本当にありがたいことだと思います。
まぁ、元気ではありますが、そういう年齢でもありますので、ちょっと時間ができれば、月に1回ぐらいはご飯を食べようよと声をかけると、うれしそうに一緒に出かけてくれます。
何を食べたい?というと、昨日は中華だと。野菜炒めが食べたいと。
父は本当に欲がない人で、その揺り戻しとして僕がいるんじゃないかとすら思い反省するぐらいなのですが、ミシュラン星いくつとか、グルメとか、全く興味がないのです。
もちろん、そういったところに一緒に行くと、美味しいよとは言うのですが、なんとなく緊張しているというか、なんというか。なので、昨日は、自宅近くの餃子の王将に出かけました。
お望みの野菜いための他に数品を二人でわけながら、ちょっとした昔話やなにやかやとお話をしました。
お腹も膨れたところで、どこかコーヒーでも飲みに行く?というと、もう、ここでええから、と。
メニューを見ると100円でコーヒーが。それでは、と頼んで出てきたコーヒーが衝撃の紙コップと、取り皿という組み合わせ。
コーヒーと言うよりも、甘くない(苦くもないw)黒いお湯でしたが、リラックスした一杯をいただきました。