昨日、大阪府立国際会議場12Fの特別会議室において
私どもの40周年記念講演会・パーティを開催させていた
だきました。
いつもは学会や研究会でお邪魔するこの会場に
私の薬局の名前が掲示されているというのは
ちょっと妙な感じもいたしましたが
色々な思い出のあるこの会場で、私どもの
節目を祝うことができたのは、大変うれしく
また、感慨深いものがございました。
また、年末の、今年最後の休日、さらには三連休初日
という条件にもかかわらず、多数のご出席を賜りました
ことを、改めて感謝申し上げます。
記念講演の1つは、関西学院大学の玉田俊平太先生にお願いしました。
先生を存じ上げたのは「日本のイノベーションのジレンマ」というご著書がきっかけでした。
持続的イノベーション(=改善)に固執していると
時に業界におこる破壊的イノベーションに適応できず
市場から撤退していくことがある、というお話は
大変感銘を受けるとともに、今の保険薬局業界においては
ほぼ同じ事が言えるのではないかと思ったからです。
人づてにご紹介をいただき、関西学院大学のキャンパスまで
おうかがいし、2時間ほど、色々とお話させていただき、ご快諾をいただきました。
薬局業界にとどまらず、色々な業界の方がお越しであったので、共通するテーマとして
イノベーションとは?というところから、考えることができれば、記念講演会としての
役割(?)も果たせるかな、と思いました。
ご講演中、なんどか薬局のイノベーションについて言及していただいたのですが、ご講演後にご挨拶を申し上げていると
「薬局3.0というのは本当に興味深いですね」と言っていただきました。薬局3.0という考え方は、やはり、破壊的イノベーションであるということを確かめることができたのは、大変大きな収穫であり、これからの薬局運営をどうするべきかということを改めて考えることができました。
それとともに、「こういうことを進めると、ビジネスとしてうまくまわらなくなるのですが、どうされたのですか?」と
聞いていただきました。
実は、ここで休憩時間が終わってしまって、きちんとご回答できなかったのですが、私どもがこの2ー3年苦労をした結果、ようやく解決策を見いだせたのは、まさに、ここのところだったので、「あぁ、やっぱりそうか」とも思いました。
とても勉強になりました!
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