新人薬剤師3年間の記録

岡山の就実大学薬学部を卒業し、そのまま、弊社に入社してくれた崎代秀樹君。

 

1年目から、在宅業務に携わり、主には個人の在宅患者さんを90名前後担当してきました。

最初の2年ぐらいは、私と一緒に患者さんを回ることも多くありました。多くの場面で、私も助けてもらいました。

あれから3年が経過して、今までの経過を

日本在宅薬学会の口頭発表で発表することに

なりました。

(初日の第5会場)

 

その概要が送られてきたのですが、

なかなか、興味深いものでした。

 

何と、彼が3年の間に書いた居宅療養管理指導の報告書が3,374枚!

 

その内容を、まとめたものです。特に、処方変更依頼をかけたもの、さらには、その結果、処方の変更に至ったものが

どのような割合であったのかなど、詳しく調べています。

 

さらには、これらの報告書を受け取った医師やケアマネージャーさんにアンケートを実施。

その集計結果も発表するようです。

 

時間が短い一般講演なので、かなりはしょった形になると思いますが、

1年あたり約1000件、週20件あまりの居宅療養管理指導を行ってきた経験をもとに

何を感じているのか、感じていただけると思います。

 

それにしても、継続とは力なり。これからの彼の活躍に、期待です。