いよいよ!

構想ほぼ2年。

初の関東開催となる

日本在宅薬学会学術大会

幕張で、19−20日の両日開催されます。

 

薬剤師や地域医療のあり方は、大きくかわりつつ

ありますが、それが極端に現れやすい分野の1つが

在宅療養支援の現場だと思います。

 

在宅療養支援診療所、在宅療養支援病院、在宅療養支援歯科診療所、訪問看護ステーションと、

いろいろな在宅向けの診療・看護体制は整いつつあるのであれば、薬局も変わるはずです。

 

なぜなら、7割の確率で処方箋は交付される時代になりましたし、医師や看護師に訪問してもらっている人が、自分で薬局に薬を取りに行けたり、きちんと服薬できたりすることは難しいと考えられるからです。

 

そんな思いで、半笑いで作ったのが、在宅療養支援薬局研究会という一般社団法人でした。2009年11月のことです。

当初のキックオフは、大阪駅近くの小さな貸し会議室でした。50名の方がご参加いただきましたが、うち20名あまりは身内のスタッフだったことは、内緒ですw。

 

薬剤師さん向けのバイタルサイン講習会がメインの活動でしたが、徐々に、そこを核に、いろいろな薬剤師さんが集ってくださるようになり、病院の薬剤師さんもご参加いただけるようになりました。

バイタルサイン講習会だけでなく、種々のセミナーを行うようになり、年に2回の小さなシンポジウムを半日間だけ行うようになりました。

 

とある病院薬剤師の先生が、「出張申請が出しにくいんですよね」とおっしゃったことがありました。

聞けば「どうして、病院薬剤師が薬局の研究会に行くんだ!?」と言われたと。

 

なるほど、と思い、これは名称変更しないと、という時期と、シンポジウムは年に1回の学術大会として

1泊2日でやってはどうか、という機運が高まったのが、ちょうど、4年前のことでした。

 

USJ近くのホテルで家族連れで来てもらおうよ、ということで開催した学術大会で

同時に、「日本在宅薬学会」という名称に変更しました。

 

その後、梅田のスカイビル、さらには、大阪国際交流センターと回を重ねてきました。

昨年は、基調講演に厚労省保険局の唐澤剛先生にお越しいただいたり、医師の先生にも

多数お越しいただいたりと、盛況な回となり1000名を越えるご参加をいただきました。

 

どうして、大阪ばかりなの?と言われていたこともあり、

2015年は、関東開催でと画策していたところ、7月19−20日という海の日の連休ではありますが

幕張メッセを会場として開催できることになりました。

 

事前参加登録は900名を上回っており、前回よりも多くの方にお越しいただけるものと予想しております。

各ワークショップやランチョンセミナーなどは、すでに事前配布分は満席のものも多く

皆様の関心の高さをうかがい知ることができます。

 

お天気も、なんとかなりそうです。

私は前日入りいたしますが、最後、理事長講演の内容を作り込んでいるところです。

 

私も、でずっぱりで動くと思いますので、お一人お一人ときちんとお話させていただくことは

難しいかもしれませんが、是非、会場ではお気軽にお声をおかけください。

そして、写真も一杯撮りましょう。

 

では、皆様とお目にかかることを楽しみにしております!