薬学生のためのplus one seminar in 九州

私が医学生だったころ、学生のイベントといえば、ダンパやサークルのパーティが主流だったような気がします。

 

もう20年も前のことになってしまいますが^^;

 

ただ、今もそういうものもあるのでしょうが、最近は医療系の学生は、将来について考えたり、ICTがらみのイベントを行ったりしている場面に多くでくわします。

 

企業の協賛をつけたり、何かのイベントや学会と共催したりとアクティビティは活発ですし、ありがたいことにそういう場でお話をさせていただくことも、しばしばあります。

 

今回はそんなからみで、福岡に行ってきました。

会は、12時の昼食をとりながらのアイスブレークからはじまって、18時前までの実質はほぼ6時間。

 

もりだくさんの内容でした。私は90分のお話を担当するとともに、ワールドカフェにも参加し、みんなといろいろな話をしてきました。

 

印象としては、いかの3つでしょうか。

1)みんな思っていることや、考えていることをちゃんと口にだしたり、ファシリテーター役は、きちんと議事を進行したりと、見習うところたくさんでした。一つ一つの発言に、きちんと承認や共感があるのも、みていて気持ちいいというか、ほほえましいというか。

2)みんな、悩んでいるということも印象的でした。自分の仕事が、給水ポイントのスタッフじゃないんだということが、わかりやすかったという声も多く聞きましたし、つかえていたもやもやがとれた、というお話もいただきました。ありがたいことです。

3)彼ら、彼女らが、20年たつと、この国の医療の真ん中で活躍し始めるはずです。これは、薬学生だけの問題じゃなくて、医療系の学生全体に言えることですし、患者さんの在り方や考え方も変わっていくはずですから、きっと医療は変わっていくはずだと、改めて思いました。