あきない仕事、あきるはずのない仕事

患者の処方内容についての最終打ち合わせを、あたたかく見守るw
患者の処方内容についての最終打ち合わせを、あたたかく見守るw

先日の懇親会で、うちの2年目の薬剤師さんの話を聞いていた思ったこと。

 

彼の同級生は、薬局で働き始めて1年半で、現在の仕事はだいたいできるようになったと。

 

もう、飽きたと。

 

次は、経営を勉強して、スキルアップをするんだと言うのだそうです。

どんな仕事も、そりゃ、飽きるのかも知れません。でも、ちょっと早すぎやしませんかね。バイトちゃうんやし。


ちなみに、僕は、医師の仕事をして20年目に入りますが、未だに新鮮、緊張の毎日で、飽きるなんて、ちょっと考えられない。
なぜか。

それは、自分が下した決断を、次に確かめ、自分で考え次のアクションにつなげるという医療におけるPDCAサイクルを回しているからだと思います。

 

薬剤師のPDCAは自分の調剤過誤や時間の改善に対するもので、

患者の状態を良くするかではないのかも知れませんね…

 

 

薬剤師も、あきない仕事、あきるはずのない仕事に打ち込めるはず。

 

そのためにも、薬はのんだあとが勝負!
そこを見に行って、考えて、決断していただきたいと思います。

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コメント: 1
  • #1

    Ponchan (土曜日, 13 9月 2014 03:05)

    Blogを楽しみに拝読させて頂いてます( ´ ▽ ` )ノ

    春夏冬二升五合
    博識の先生ならどう読むかご存知かと思います。

    雇われの身と、経営者とは思いが違うかと思います。
    20年連続して積み重ねたことと、18ヶ月くらいの呟きと。
    同じ薬局に勤めて10年になります。
    今の店舗に所属しつつ、ヘルプに他のお店に行くことがよくありました。
    何も変わってないと思いつつ、出戻って見た患者様達は皆様それぞれ、病状や加齢があり、新薬もあり、調剤報酬改定で、覚えた事の書き換えの繰り返しですね。

    保険漢方調剤は、逆ザヤ生薬も多々あり、薄利多売なところで、働くにはタイトで、漢方が好きだからでは、4年制から6年制の過渡期も重なり、本当に身体を壊しました。入院中、透析患者様達と一緒に白血球除去をする機会に恵まれた時、4年ほど透析施設にお薬届けていたにも関わらず、何もわかっていない自分に気づきました。

    今は、日常に恵まれた環境で自分が気づきご提供できるかなと、薬剤師の端くれとして、おかんとして、限りある命の時間過ごしております。

    どうぞ、ご自愛くださいませ。
    アキナイマスマスハンジョウ
    お祈りいたします( ´ ▽ ` )ノ