引っ張っているつもりが…

久田さんを囲んで、弊社の薬剤師とパートナーで記念撮影。大川がきれいです。
久田さんを囲んで、弊社の薬剤師とパートナーで記念撮影。大川がきれいです。

昨日のことになりますが、名古屋で講演会を担当させていただいたあと、

大阪に戻りました。

 

というのも、この日は私の会社の勉強会の日でもあったからです。

午前中の管理者研修から、午後にかけてエーザイの久田さんに、講師をお願いしておりました。

私が会場に着いたのが、午後2時45分ごろでしたでしょうか。
久田さんの話に、社員が固唾をのんで聞き入っているころでした。

薬事法・薬剤師法改正の話もあって、

私からは、社長としての話を小一時間ほどしました。
そして、その後は近くのレストランに場所を移して、納涼会でした。

ありがたいことに、久田さんも参加して下さいました。


今、うちの会社は、いろんな意味で話題になっているのかも知れません。
端で見ている分には、いいかもしれませんが、実際に仲間となって

一緒に働くとなると、ちょっと躊躇するという方も少なくないと思います。

昨日は、60名の参加する納涼会となりました。
うち、半数以上は、パートナーと私たちが読んでいる薬局事務の面々です。

 

久田さんの話は、胸にずしっとくるお話でした。医療に当たる前に

生きるって何?命って何?ということを、みんなそれぞれが考えたのだと

思いました。

 

私もそんな思いがあったのかも知れません。

乾杯にあたって、僕はみんなに言いました。

「1人1人は、みんな、自分の人生の主役です。是非、ダイナミックな

人生を送って欲しいと心から願います。

そして、そのような場所を、当社で提供できれば、最高です。」と。

 

乾杯のあと、

お店別にテーブルを囲みながら、飲み放題、ビュッフェ形式で宴会は進みます。

入社して5年という人もいれば、2週間という人も居る。

 

「変わった会社やし、無理も一杯言うてるけど、いつもありがとう」

といいながら、乾杯をして回っていました。

普通じゃない業務をやるから、普通じゃない経営方針も出るし、

普通じゃないこともいっぱいおこります。

 

「信じられへん」「ありえへん」「考えられへん」

といいながら、去って行ったメンバーもたくさん。

その気持ちも十分わかります。僕も至らないところがたくさんあったし、

今も、ありますから。

 

でも、昨日お話をして回っていると、みんな、異口同音にこう言ってくれました。

「社長に、ついて行きますよ。」

 

うーん。これは、効いた。

不覚にも涙腺が緩みますよね。

 

今年の新卒は、7名の薬剤師と2名の薬局事務(パートナー)が入社。
2名のうち、1名は、半年、現場で事務業務をしたのち現在、

薬剤師国家試験に向けて再度、がんばっています。

また、中途入社で、第二の人生を弊社でという薬剤師や

パートナーの方も、いらっしゃいます。

 

そういえば、この春、新卒のみんなに聞きました。

「うちってさぁ、しんどいって聞いてないの?」

なんて言ったと思います。

「聞いてますよ」ですって。

 

知ってて来てんのか、みんな!?

すごいな!?って思ったことがあります。

 

なんで、きてくれたの?と聞くと(そんなこと、聞くか!?)

「ここでしかできないことがあると思った」

「何か面白いなと思った」

「びびっと来た」

みたいな。

 

周囲にあまりすすめられなかった人もいるようで。

 

 

医療人は現場で磨かれる。

僕は、その現場を提供することしかできない。

その中で、僕はできるだけがんばって百聞は一見にしかずをやろうと

思ってきました。

 

でも、昨日思いました。

支えられてるンは、自分やと。

 

よく考えてみると、日在薬もそうやし。

 

 

引っ張っていると思っていたら、支えられて持ち上げられていた。

 

当たり前のことに気がついた、45歳の夏でございました。


 

 

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コメント: 2
  • #1

    baka (火曜日, 09 9月 2014 09:46)

    やっぱり裏切ったんですね。いちいち軽い。あんなに頑張ったのに....
    署名も私の案だったのに...
    狭間研至には、責任という文字は、ないのか...

  • #2

    baka (火曜日, 09 9月 2014 10:22)

    すみません。言いすぎました。
    信じてます。