今日は、第16回 近畿薬剤師学術大会のランチョンセミナーに呼んでいただきました。MSDさんの共催でした。座長は京都大学の松原教授で、私とご一緒させていただいたのが、京都大学 糖尿病・栄養内科学の原島伸一先生でした。
インクレチンを用いた糖尿病治療に関する講演で、ランチョンで二人と言うことで、30分ずつでしたので、時間的にはコンパクトな講演内容になります。その中で、インスリン分泌の基本的なメカニズムを図示された上で、惹起経路と増幅経路の二つがあるということを、イラストレイテッドなカタチで示されました。
また、いくつかのエビデンスを文献をひもときながら紹介されたのち、実際の臨床例の経過もわかりやすく提示されました。
数値がたくさん出てくるものを、グラフを用いながら、配色もわかりやすく、私でもどんどん理解が進みました。
分かりにくいものを、わかりやすく、楽しく伝える。
これぞ、プロ!というすばらしいプレゼンでした。
当たり前ですが、どう伝えるかということとともに、何を伝えるかが重要。この両者が高い次元でバランス良くそろっていることが大切ですね。
僕もがんばらなくっちゃと、改めて感じました。
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