空気読んでたら、しゃべられへん

今日の夕方は、ある製薬会社さん主催のセミナーでした。普通は、告知をするのですが、これは、限られた方向けの、小規模のクローズドの会ということで、ちょっとひっそりと行われました。


会場は、六本木のビルで、タクシーで着いたとたん、大阪人としては、口開けて上を見上げるという高さのビルでした。


しかも、車寄せまでつけてもらえます?と頼んだタクシーの運転手さんは、どこかわかりづらいから、ここでいいですか?という驚愕の返答。


あ、いいですよ、と降りたのはいいけど、目的とする階にたどり着くのに、一回7階にのぼって、再度、4階におりるという混乱ぶり。


エスカレーターで降りていくと、スタッフの方が待ち受けてくださっておりましたが、後ろから鵯越のように近づくパターンになりました。

案内して通されたエレベーター。さらに乗って上昇して、着いたフロア。さらには、そこから3フロア上がって通された控え室。


いやー。すばらしかったです。

講演は、薬剤師で落語家で、以前は製薬会社のプロダクトマネージャーをやっておられた先生でした。

アカデミックでありながら、大阪人らしい(偶然!)やわらかさで、勉強になりました。


当日ご参加いただいた皆様のことは、あまり事前によくお聞きしていませんでしたが、とにかく、その会社さんにとって重要な方ばかりを集めましたとのことでした。


会議のあと、行ったこともあり、ちょっと遅れていったので、自分の番の講演がきたときに、初めてフロアのみなさまのお顔を拝見することになりました。


すると、驚き。まぁ、この業界のすばらしい先達の先生がたが、ずらりと。また、私自身が大変お世話になってきた皆様が、座っておられました。

AKY,AKYといつもいうのですが、こりゃ、空気読まないと、VIPの皆様にお声をかけられたその会社さんにも悪いし…。はたまた、会社規模としては、私の会社の何十倍もの大きさの会社さんばかりで、その経営陣の方に私がお話をさせていただくには、あまりにも修行不足。

でも、せっかく、呼んでいただき、来ていただいた皆様に申し訳ないという気持ちと、薬剤師が変われば地域医療が変わるという気持ちで、60分、しゃべり倒しました。


場所を移しての懇親会では、いろいろな方とお話させていただきました。以前から、お世話になっている先生方とも、久しぶりにご相談ができたり、また、業界の雄の皆様方とお話させていただいたり、楽しかったです。

皆様、業務や業界にむけて大変熱い思いをお持ちの方ばかりで、あらためて私が元気をいただきました。

すばらしい経験を積ませていただいた皆様に、感謝いたします!